Innocent_Mechanical Engineer

機械系エンジニアの雑記です

【Arduinoで工作】観葉植物の自動水やり器

ようやく,このブログのメインにしようと思っていた電子工作関係のことが一つできた。Arduinoを始めたかったきっかけは,家の電力見える化をしたかったからだが,難しくて途中で断念....。ひとまず,観葉植物の自動水やりを作ってみた。観葉植物の水やりを忘れて,一部枯らしてしまうことが多かったため。

1. 前準備 必要なものや作り方は以下のサイトあたりを参考にさせてもらった。特に,(1)と構成やプログラミングはほぼ一緒となる。   (1) https://qiita.com/interestor/items/d59590b64820a8cf973e (2) https://qiita.com/YoshitakaOkada/items/0c6c0f51fa281c9ddd2f (3) http://ookami15.blogspot.jp/2016/05/esp8266.html

必要な電子機器類は,秋葉原の秋月商店に買いに行った。土曜日の朝に行ったが,大混雑でびっくりした。最近,電子工作をしている人が多いのかな?

2. 製作   作り方は,1.(1)とほぼ同じなので,ここにはあまり書かない。問題や課題になった点だけ書く。 (1) 土壌湿度センサのコネクタを破壊     土壌湿度センサをいきなり壊してしまった。壊したと言っても,使えなくなったわけではないのだが,写真の黒いコネクタが付いていて,これじゃあArduinoに接続できないじゃんと思って,コネクタを無理やり外してワイヤで直接接続した....。でも,普通に考えたら,コネクタにオス+オスの接続すればいいだけだった。初心者すぎて恥ずかしい失敗(笑)。 「土壌湿度センサ ワイヤ 壊した」の画像検索結果

(2) リレーに関して  リレーは以下を買ったのだが,1.(2)のサイトと同じ失敗をしてしまった。 http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-07342/  リレーは,ブレッドボードをまたいで使用する必要があるのらしいが,自分が買ったリレーはまたげるのに十分な幅がなかった。銅線で無理やりまたぐ or 新しい幅広なリレーを使用することが考えられたが,いずれも新規で購入が必要になる...。何か使えるものはないか探していたら,以前に購入したRFID Arduinoセットにリレーモジュールがあったので,それを使うことにした。 https://www.amazon.co.jp/OT-EG97-R896-電子工作-ardunio-用-リレーモジュール-SRD-05VDC-SL-C付き-5個セット/dp/B00GSPVYOC

接続の仕方は色んなサイトを参考にして接続した。リレーモジュールにも電源供給が必要なのが最初わからなかった。センサと共に電源供給するのに,Arduinoの5V出力から,ブレッドボードを利用して直列に接続した。

(3) テスターによる確認   回路とプログラミングが大体完了した後,灯油ポンプに端子を接続する前にきちんと電流が流れているか,確認しようと思いテスターを繋げた。が....何の反応もなし!正直,理論をよくわかっていないが,リレーは回路を繋げるだけの機能で,電流は流れていないから当然か...。これも完全に素人丸出しで恥ずかしい。

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(4) 動いた! http://www.sy1401.com/wp-content/uploads/2017/10/unnamed-file.mp4

そんなに難しい工作でなくても,やっぱり思い通りに動くと嬉しい!!IMG_0520

  1. セッティング/完了 思い通りに動いたので,実際にセンサを観葉植物の土に入れて,セッティングした。これで,水やりを自分でやらなくて済む! ただ,以下の点が問題だと感じた。

・配線とか剥き出しなので,かっこ悪い。 ・水タンク代わりに2Lペットボトルを使用しているが,1回の駆動で水が全てなくなった。20Lの水タンクを購入。 ・1回の駆動時間は30秒でプログラミングしているのに,1min以上駆動し続ける。原因はわか    らないが時間を短くする必要あり。 ・電源供給の9V電池の持続時間は?最大の問題。1, 2日しか持たないならほとんど意味がない。

  1. 今後の予定 ひとまず,やりたいことが一つできて満足。ただ,上に書いたように電池の持ちが問題なので,太陽光発電駆動ができるようにしたい。調べる限り,できそうなので来月をめどに実現したいなー。あとは,当初の目標通り,電力見える化をする。